アセット 8

一般診療

 動物の診療は内科・外科をはじめ皮膚科・眼科・循環器科など専門性は多岐にわたります。どの分野で診察を受けたらよいか分からないことも多いと思います。
 そこで当院は、どんな状態の動物でも適切な判断が出来る様に日々努力のもとで、専門診療が必要な場合はご紹介させていただきます。いつも一緒に過ごしている飼い主様が違和感を感じる時は、何かあることが多いです。「いつもと何か様子が違う」と思うことがあれば、些細な事でも構いませんのでご相談ください。

診療対象  いぬ、ねこ 他

   

 当院では予防医療に力を入れております。
 命に関わる病気の中には、日々の生活を見直すことで予防できるものもあります。大きな病気ほど「予防をしていれば・・・」と飼い主様も動物も辛い思いをすることになります。予防できる病気は、日々の生活を見直し、またワクチンを活用して防いでいきませんか。

混合ワクチン、狂犬病ワクチン、フィラリア予防、寄生虫予防について

 混合ワクチンにより予防ができる疾患は数多くあります。子供の時期に年2~3回のワクチン接種をし、翌年から毎年1回の追加接種をすることにより予防することができます(種別によっても異なります)。
 狂犬病は、感染した動物に咬まれることで人にも感染し、発症すれば100%死亡する病気です。狂犬病予防法によって、生後91日齢以降の犬は毎年一回狂犬病予防接種を受けることが義務づけられています。
 フィラリア症とは、犬糸状虫という寄生虫が心臓や肺動脈に寄生して起こる病気で、蚊によって媒介されます。予防には、月1回の飲み薬や皮膚に滴下するスポット剤で予防します。
 ノミやダニの寄生は、痒みや皮膚炎を起こすことがあります。周りの動物にうつったり、時には人にうつることも報告されています。予防には、月1回の飲み薬や皮膚に滴下するスポット剤で予防します。

   

 当院では、従来の西洋医学に基づいた治療の他に、鍼やお灸、漢方、推拿などを用いた東洋医学(中医学)的な治療も行っております。 東洋医学(中医学)とは、人では2000年以上前から中国で行われてきた伝統医学を起源とし、人や動物が本来持っている自然治癒力を引き出すことにより、健康の維持や病気の治療をめざす医療です。
 近年、犬猫に対してもその治療効果が認められ、ストレスや負担の少ない治療という事から、鍼灸、漢方治療が取り入られるようになってきました。 一般に腰痛やヘルニア、肩こりなどが対象と思われがちですが、免疫力を高めたり、身体や精神のバランスを整え、リラックス効果もあるのでどんな病気の子でも対象です。健康な子も健康維持、病気予防のために行うこともできます。
 薬や手術に抵抗がある方、薬がなかなか効かないやめられない、ガンができてしまったが高齢で手術ができない・・・など、一度鍼灸、漢方治療を試されたい方はぜひご相談ください。

鍼灸治療の様子

交通事故により下半身麻痺となったしろにゃん、お灸中。最初は完全に麻痺していましたが、最近は元気に足を動かすようになりました。お灸大好きしろにゃんです。猫ちゃんはお灸が好きな子が多いです。

鍼灸治療の様子

ミニチュアダックスのまろちゃん、椎間板ヘルニアや検査を色々しても原因不明な体調不良や脱毛症がありましたが、鍼灸漢方サプリメントなどで今はとても元気で毛もふさふさです。鍼灸治療は病名治療ではなく、全身のバランスを整えたり免疫力をつけるといった全身治療です。

    

 オゾン治療とは、医療用のオゾンガス(O3)を血液と反応させることで、細胞の代謝を活性化させて免疫系の調節を行うこと、また抗酸化作用を高めることで動物自身の治癒する力を引き出す治療法です。

 適用範囲が広く、従来の治療法では治療が難しい病気や、薬の投与量と副作用の軽減のため、また一般的な治療との相乗効果や老齢動物の体調維持などに効果が期待されています。また、副作用がほぼ見られず動物にかかる負担が少ないため、近年実施する動物病院が増えていますが、岐阜県内ではまだまだ取り組む病院は少ないのが現状です。

  治療方法は、症状に合わせて濃度と量を調節したオゾンガスを肛門から直腸へ注入します。週に1~2回の実施します。 症状に合わせて実施回数を調節します。

対象疾患

腫瘍(がん)、アレルギー、各種皮膚疾患、椎間板疾患、関節炎、自己免疫性疾患、ウイルス性疾患、各種感染症、慢性疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、腎不全、高齢動物の健康維持 他